東計電算、今期経常を一転8%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/11/09 15:00
 東計電算 <4746> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比6.8%減の24.8億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の37.1億円→33.6億円(前期は36.6億円)に9.5%下方修正し、一転して8.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.4億円→18.9億円(前年同期は20.5億円)に15.8%減額し、一転して7.9%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.4%減の10億円に減り、売上営業利益率は前年同期の24.0%→22.2%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  令和2年12月期通期の連結業績につきまして、売上面ではソフトウェア開発の検収遅延が見込まれることから、5億72百万円下方修正いたしました。利益面につきましては、上記売上の減少及びソフトウェア開発における不採算案件に掛る費用の追加発生が見込まれるため、営業利益を3億37百万円、経常利益を3億54百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を89百万円それぞれ下方修正いたしました。 令和2年12月通期の個別業績につきまして、上記要因により、売上面は6億円、経常利益を3億50百万円、当期純利益を86百万円それぞれ下方修正いたしました。 なお、今回業績予想の修正を行いましたが、配当予想につきましては、1株当たり110円を据え置きます。(注)本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の経済環境予想等の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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