高橋ウォールが大幅続伸、２０年１２月期業績及び配当予想を上方修正

　高橋カーテンウォール工業<1994.T>が大幅続伸している。４日の取引終了後、２０年１２月期の連結業績予想について、売上高を６８億５０００万円から７２億５０００万円（前期比５６．８％減）へ、営業利益を４億１０００万円から６億５０００万円（同７４．２％減）へ、純利益を５億円から７億８０００万円（同３７．２％減）へ上方修正したことが好感されている。

　来期に完成を見込んでいた工事の一部が今期に完成する見込みとなったことに加えて、一部工事の採算が大幅に改善していることが要因としている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定していた期末配当を３円増額して１３円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は２３円（従来予想２０円）となり、前期実績に対しては７円の減配となる予定だ。

出所：MINKABU PRESS