サンメッセ、非開示だった今期経常は33％減益、未定だった配当は6円実施

　サンメッセ <7883> [ＪＱ] が10月29日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比32.7％減の2億円に落ち込む見通しと発表した。
　同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比50.0％減の4500万円に落ち込む見通しと発表した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を3円(前年同期は3円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も3円実施する方針とした。年間配当は6円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報や予測等に基づいて業績予想を算定し公表することといたしました。　売上高につきましては、今後の需要は緩やかに回復していくものの、広告宣伝費等の削減による印刷物の減少や各種イベントの中止の影響により、前年同期の実績は大幅に下回る見込みであります。利益面につきましても、引き続きコストの削減に取り組みますが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前年同期の実績を下回る見込みであります。　なお、新型コロナウイルス感染症の収束後も当社グループを取り巻く環境は不透明な状況が続くことが予想されます。今後の感染拡大や収束の状況、時期をはじめとする外的要因により、業績予想の修正が必要と判断した場合には速やかに公表いたします。

　　当社は、将来における経営体質の強化や収益の向上に必要な設備投資、研究開発等を実行するための内部留保資金を確保しつつ、経営成績などを勘案し、安定かつ継続的に行うことを配当政策の基本方針としております。　2021年３月期の配当予想につきましては、連結業績予想と同様に未定としておりましたが、今回公表の業績予想を踏まえ配当予想を公表させていただきます。（注）本資料に記載されている業績予想及び配当予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。