<動意株・29日>(前引け)=ストリームM、小糸製、アスコット

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/29 11:31
<動意株・29日>(前引け)=ストリームM、小糸製、アスコット  ストリームメディアコーポレーション<4772.T>=急反発。28日の取引終了後、韓国ネイバー・コーポレーションを割当先とする第三者割当増資により、新株式を発行すると発表しており、これが好材料視されている。今回発行する新株は、869万3480株で、払込期日は11月30日の予定。希薄化の割合は8.16%となる。調達資金約27億4400万円は、オンライン専用コンサート「BeyondLive」含む新規事業への投資などに充当するとしており、プラットフォームとして強固な基盤を持つネイバー社との関係強化や、財務基盤の強化などを期待する買いが入っているようだ。

 小糸製作所<7276.T>=大幅反発。28日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を6370億円から6550億円(前期比18.2%減)へ、営業利益を240億円から370億円(同55.1%減)へ、純利益を160億円から250億円(同56.9%減)へ上方修正したことが好感されている。主力の自動車照明関連事業において、上期後半にかけて自動車生産が回復傾向に転じ、予想を上回ったことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2906億9500万円(前年同期比27.2%減)、営業利益77億8400万円(同81.3%減)、純利益64億2000万円(同77.9%減)だった。

 アスコット<3264.T>=カイ気配。同社は東京23区を中心に小型物件を主力とするマンション開発を展開し、中国平安グループが資本参加している。28日取引終了後、SBIホールディングス<8473.T> との資本・業務提携を発表しており、アスコットが実施する第三者割当増資をSBIが引き受ける。これに伴いSBIのアスコットに対する議決権所有割合は35.01%となり、持分法適用関連会社となる予定。これがサプライズとなり上値を見込んだ投資資金の流入が加速する形となった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
203.0
(12/20)
+2.0
(+0.99%)
119.0
(12/20)
-2.0
(-1.65%)
2,014.5
(12/20)
+25.0
(+1.25%)
3,958.0
(12/20)
-43.0
(-1.07%)