横河ブHDが朝高後反落、21年3月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/29 10:09
 横河ブリッジホールディングス<5911.T>は朝高後利益確定売りに押されている。28日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を130億円から140億円(前期比8.7%増)へ、純利益を90億5000万円から97億円(同7.7%増)へ上方修正したが、22日には上期業績の上振れを発表していたことから、目先の材料出尽くしとの見方から売りが出ているようだ。

 システム建築事業において、下期に受注の回復を見込んでいたものの、生産が一部来期にずれ込むため売上高は1470億円から1440億円(同4.2%増)へ下方修正した。ただ、橋梁事業が好調に推移するなか、システム建築事業の本格回復を図ることで業績拡大を目指すとしている。

 業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた中間配当を2円増額して22円にするほか、期末配当予想を5円増額して25円、年間で47円にするとあわせて発表した。前期実績に対しては10円の増配になる予定だ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高683億9500万円(前年同期比6.9%増)、営業利益82億9200万円(同74.7%増)、純利益55億5600万円(同70.5%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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