ニフコ、今期経常を32％上方修正、未定だった配当は12円減配

　ニフコ <7988> が10月28日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比54.8％減の66.1億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の138億円→182億円(前期は287億円)に31.9％上方修正し、減益率が52.0％減→36.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比18.0％減の115億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は50円(前期は62円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比69.9％減の23.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.8％→5.0％に急低下した。

株探ニュース