本日のマザーズ先物は続伸が予想される。27日の米国市場は、10月消費者信頼感指数が、上昇予想に反して低下したため、個人消費への懸念が広がり下落して寄り付いた。フランスで新型ウイルス感染死者数が4月来の高水準に達するなど、ウイルス拡大への警戒感に加えて、早期の追加経済対策への期待も後退し、引けにかけては下げ幅を拡大した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反発。本日のマザーズ先物はナイトセッションが小安く終了したものの、米国市場でナスダックが反発したことを受けて、続伸でのスタートが予想される。国内では、神奈川県がDX推進へ専門部署を設立しLINE<3938>の執行役員が統括すると日本経済新聞が報じている。このことは、AIinside<4488>などデジタル行政関連には一定の下支え要因となりそうだ。また、米マイクロソフトはクラウド関連の売上が31%増との好決算を発表しており、このことから時価総額上位のフリー<4478>などクラウド関連が相場をけん引することが見込まれる。そのほか、時価総額上位のマクアケ<4479>が昨日に21年9月期予想で市場予想を若干上回る売上予想を発表しており、相場に寄与することが期待される。本日の上値のメドは1246.0pt、下値のメドは1140.0ptとする。
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