野村マイクロ、今期経常を67%上方修正・14期ぶり最高益、配当も20円増額

配信元:株探
投稿:2020/10/26 15:30
 野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証2] が10月26日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の18.4億円→30.7億円(前期は17.8億円)に67.1%上方修正し、増益率が3.4%増→72.8%増に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→15.6億円(前年同期は2.9億円)に3.1倍上方修正し、増益率が66.9%増→5.2倍に拡大し、14期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→55円(前期は33円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.第2四半期累計期間業績予想数値の修正 第2四半期累計期間の業績予想(連結・個別)につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は少なく、国内及び中国の水処理装置案件が順調に推移したことに加え、韓国の大型水処理装置案件を受注したこと等により、売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。また、売上高増加に加え、旅費交通費をはじめとする各種経費が予想を下回ったことから、利益面につきましても前回発表予想を上回る見込みとなりました。2.通期業績予想数値の修正 通期業績予想(連結・個別)につきましては、新型コロナウイルスの収束目途が立たず、不安定な状況が継続する見通しでありますが、第2四半期累計期間の業績予想及び今後の受注動向、業界動向等を踏まえ、売上、経費等の見直しを行った結果、売上高、利益面とも前回発表予想を上回る見込みとなりました。 (注)上記の業績予想は、本資料発表時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後   様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

  2021年3月期通期業績予想が計画(2020年5月13日公表)を上回る見込みであることから、1株当たり普通配当を10円増配し45円に修正いたします。 加えて、当社は2020年5月26日をもちまして東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部へ市場変更いたしましたので、株主の皆様のご支援に感謝の意を表し、1株当たり10円の記念配当を実施させていただくことといたしました。 この結果、2021年3月期の1株当たり期末配当は55円(普通配当45円、記念配当10円)となる予定であります。
配信元: 株探

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