農業総研がJR東日本などと資本業務提携を締結、農産物の物流インフラを強化◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/14 18:08
 農業総合研究所<3541.T>は14日取引終了後、JR東日本<9020.T>などと資本業務提携を締結したと発表した。同社は新しい農産物流通システムである「農家の直売所」を展開しているが、JR東日本が有する駅及び駅周辺施設を活用することで生産者の拡大および集荷量の増加、物流インフラの更なる増強を図る。また、JR東日本グループが運営する小売店舗及びインターネットショッピングモール「JRE MALL」で集荷した農作物を販売する。農業総研は、第三者割当増資でJR東日本に対して1株につき741円で13万4900株(持ち株比率0.62%)を発行する。一般貨物自動車運送事業や青果販売業などを手掛ける福岡ソノリク(佐賀県鳥栖市)と農林漁業への投資を行う農林漁業成長産業化支援機構(A―FIVE、千代田区)にも、それぞれ13万4900株、48万5900株の第三者割当増資を実施する。福岡ソノリクとも同日、資本業務提携を締結している。

 なお、同日に発表した20年8月期の単独業績は、売上高が前の期比21.8%増の34億7300万円、営業利益が同17.3%減の3600万円だった。21年8月期の業績見通しは売上高予想の40億~44億円(前期比15.2~26.7%増)のみが公表されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
238.0
(15:30)
-2.0
(-0.83%)
2,759.0
(15:30)
+6.5
(+0.23%)