<動意株・13日>(大引け)=エイジア、リンクユー、コーナンなど
エイジア<2352.T>=後場上げ幅拡大。この日正午ごろ、デジタルマーケティングに取り組む企業を共同で支援するため、ライトアップ<6580.T>と業務提携したと発表しており、物色の矛先が向かった。企業がエイジアのマーケティングコミュニケーションシステム「WEBCAS(ウェブキャス)」導入時に助成金の活用を希望した場合、ライトアップが申請にかかる各種手続きを支援・代行することで、デジタルマーケティングの速やかな実践をサポートするとしている。
Link-U<4446.T>=反発。12日の取引終了後、雑誌や書籍、コミックなどの出版を行う双葉社と、新規マンガ配信サービスに関する業務提携を行うと発表しており、これが材料視されている。今回の提携は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載された小説のコミカライズ作品に代表される異世界転生系の作品を中心に、双葉社作品を広く閲覧できる新規マンガアプリの企画、開発、運営を両社協力のもと行うというもの。双葉社がアプリの提供、掲載作品の調達などを担当する一方、リンクユーはアプリの開発保守、サーバーの開発保守、広告運用などを担当するとしている。なお、同件による21年7月期業績への影響は織り込み済みとしている。
コーナン商事<7516.T>=切り返す。関西を地盤に全国展開するホームセンター大手だが、コロナ禍でも順調に業績を伸ばし消費関連の勝ち組としてマーケットでも注目度が高い。同社が12日取引終了後に発表した20年3~8月期決算は最終利益が前年同期比98%増の126億9000万円と倍増した。これは同期間の過去最高益更新となった。また21年2月期の年間配当を前期実績に4円上乗せの58円とすることも発表した。新型コロナウイルス感染拡大を背景にマスクや除菌剤などの感染予防商品が好調だったほか、外出自粛の動きが広がるなか巣ごもり消費需要が喚起されたことでDIY商品などの売り上げが伸び全体に貢献した。前週末9日引け後に21年2月期業績の上方修正を発表したが、前日は目先筋の利益確定売りに値を下げていた。ただ、PERなど割安感が際立っており、きょうは改めて買いが優勢となっている。
モダリス<4883.T>=もみ合い離脱の動き。8月3日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄だが、希少疾患向け遺伝子治療の開発を手掛けるバイオベンチャーとしてその成長性に期待が大きい。株価は公開価格の2.1倍で初値をつけた後もセカンダリーで人気化し、8月25日には4070円の高値を形成したが、その後は利益確定売りに調整局面に入っていた。ここにきてノーベル化学賞効果もあって「ゲノム編集」を株式市場でもテーマ視する動きが出ており、同社はその関連有力株として再び投資マネーの物色ターゲットとなっている。黒字バイオベンチャーで20年12月期も利益変化率が大きく、業績面からのアプローチでも買い安心感が指摘されている。テクニカル面では5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、個人投資家などの買い参戦を誘っているもよう。
プロパスト<3236.T>=大幅反発。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)単独決算が、売上高85億5700万円(前年同期比7.3%減)、営業利益10億8500万円(同17.2%増)、純利益7億200万円(同19.6%増)となり、通期計画の純利益を上回って着地したことが好感されている。用地取得から小規模賃貸マンションの建築・販売までを行う賃貸開発事業で9物件を売却し、同部門のセグメント利益が同50.3%増となったことが牽引した。なお、21年5月期通期業績予想は、売上高184億2500万円(前期比22.2%減)、営業利益15億5500万円(同1.2%増)、純利益5億6200万円(同36.9%減)の従来見通しを据え置いている。
三光合成<7888.T>=急伸。前日に7.6%高と値を飛ばしたが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし引き続き上値指向が強い。同社は樹脂製部品や金型の外販を手掛けるが、ここにきて欧州での金型販売が好調に推移し収益に貢献している。12日取引終了後に発表した20年6~8月期決算は営業利益が前年同期比2.3倍の2億8100万円と急拡大、最終損益は9700万円の黒字と前年同期の赤字から脱却しており、これを好感する形で投資資金が流入した。PBR0.5倍と株価指標面でも解散価値の半値水準に放置されており、値ごろ感も手伝って追随買いを誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
Link-U<4446.T>=反発。12日の取引終了後、雑誌や書籍、コミックなどの出版を行う双葉社と、新規マンガ配信サービスに関する業務提携を行うと発表しており、これが材料視されている。今回の提携は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載された小説のコミカライズ作品に代表される異世界転生系の作品を中心に、双葉社作品を広く閲覧できる新規マンガアプリの企画、開発、運営を両社協力のもと行うというもの。双葉社がアプリの提供、掲載作品の調達などを担当する一方、リンクユーはアプリの開発保守、サーバーの開発保守、広告運用などを担当するとしている。なお、同件による21年7月期業績への影響は織り込み済みとしている。
コーナン商事<7516.T>=切り返す。関西を地盤に全国展開するホームセンター大手だが、コロナ禍でも順調に業績を伸ばし消費関連の勝ち組としてマーケットでも注目度が高い。同社が12日取引終了後に発表した20年3~8月期決算は最終利益が前年同期比98%増の126億9000万円と倍増した。これは同期間の過去最高益更新となった。また21年2月期の年間配当を前期実績に4円上乗せの58円とすることも発表した。新型コロナウイルス感染拡大を背景にマスクや除菌剤などの感染予防商品が好調だったほか、外出自粛の動きが広がるなか巣ごもり消費需要が喚起されたことでDIY商品などの売り上げが伸び全体に貢献した。前週末9日引け後に21年2月期業績の上方修正を発表したが、前日は目先筋の利益確定売りに値を下げていた。ただ、PERなど割安感が際立っており、きょうは改めて買いが優勢となっている。
モダリス<4883.T>=もみ合い離脱の動き。8月3日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄だが、希少疾患向け遺伝子治療の開発を手掛けるバイオベンチャーとしてその成長性に期待が大きい。株価は公開価格の2.1倍で初値をつけた後もセカンダリーで人気化し、8月25日には4070円の高値を形成したが、その後は利益確定売りに調整局面に入っていた。ここにきてノーベル化学賞効果もあって「ゲノム編集」を株式市場でもテーマ視する動きが出ており、同社はその関連有力株として再び投資マネーの物色ターゲットとなっている。黒字バイオベンチャーで20年12月期も利益変化率が大きく、業績面からのアプローチでも買い安心感が指摘されている。テクニカル面では5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、個人投資家などの買い参戦を誘っているもよう。
プロパスト<3236.T>=大幅反発。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)単独決算が、売上高85億5700万円(前年同期比7.3%減)、営業利益10億8500万円(同17.2%増)、純利益7億200万円(同19.6%増)となり、通期計画の純利益を上回って着地したことが好感されている。用地取得から小規模賃貸マンションの建築・販売までを行う賃貸開発事業で9物件を売却し、同部門のセグメント利益が同50.3%増となったことが牽引した。なお、21年5月期通期業績予想は、売上高184億2500万円(前期比22.2%減)、営業利益15億5500万円(同1.2%増)、純利益5億6200万円(同36.9%減)の従来見通しを据え置いている。
三光合成<7888.T>=急伸。前日に7.6%高と値を飛ばしたが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし引き続き上値指向が強い。同社は樹脂製部品や金型の外販を手掛けるが、ここにきて欧州での金型販売が好調に推移し収益に貢献している。12日取引終了後に発表した20年6~8月期決算は営業利益が前年同期比2.3倍の2億8100万円と急拡大、最終損益は9700万円の黒字と前年同期の赤字から脱却しており、これを好感する形で投資資金が流入した。PBR0.5倍と株価指標面でも解散価値の半値水準に放置されており、値ごろ感も手伝って追随買いを誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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