サーバワクス、今期経常を一転10%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/09 18:00
 サーバーワークス <4434> [東証M] が10月9日大引け後(18:00)に業績修正を発表。21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.2億円→3.7億円(前期は4.2億円)に11.5%下方修正し、一転して10.5%減益見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の3億円→4.4億円(前期は3.3億円)に46.4%上方修正し、一転して34.5%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 なお、3-8月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は、資産の有効活用及び財務基盤の強化を目的として、投資有価証券(上場株式1銘柄)について当該株式の一部を売却いたしました。その結果、2021年2月期第2四半期において、投資有価証券売却益246百万円を計上する見込みとなりました。2021年2月期の通期業績予想におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による国内の経済活動停滞の影響を受け、「クラウドインテグレーション」におけるプロジェクトの見送りや受注規模の縮小などが発生しております。一方、リモートワーク・テレワーク環境の導入など、クラウドに対する新たな需要が喚起され、顧客のクラウドサービスの利用は増加傾向にあり、当社事業の核である「リセール」の売上高は予想を上回って順調に推移しています。なお、投資有価証券の一部売却による特別利益を計上する一方、行使価額修正条項付第5回新株予約権の発行(第三者割当)に伴う諸費用の計上を行いました。また、本日公表いたしました当社株式の「東京証券取引所本則市場への市場変更申請決議に関するお知らせ」に記載のとおり、東京証券取引所市場第一部への上場市場変更申請の決議を行ったことに伴い、今後、関連する諸費用の発生を見込んでおります。 以上のとおり、売上高及び売上原価、販売費及び一般管理費、営業外費用、特別利益の見直しを行った結果、2020年4月14日に公表いたしました2021年2月期の業績予想を上記の通り修正いたします。※ 上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後のさまざまな要因により予想値と異なる場合がございます
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