◆ 米副大統領討論会は“不発” - 膠着変わらず
「米追加経済対策」への期待感は続き、“リスク選好姿勢(株高)”は継続しました。
しかし期待された「米副大統領候補・討論会」で動意付くことはなく、このため“決め手に欠く”も継続となりました。
ドル円は“106円ライン”を挟んだ膠着に終始しており、1日を通した変動幅は“わずか20銭”にも届きませんでした。
◆ 期待感はいくつかあるが…?
本日も“リスク選好姿勢(株高)”は続くと見られるものの、“米3連休を控える週末(12日はコロンブスデーで米国市場休場)”というスケジュール感になります。
昨日の変動幅を見る限り「次なる変動へのエネルギーは溜まっている」への期待は膨らみますが、それを吐き出す「キッカケが見当たらない」…?
テクニカル的にも“日足・一目均衡表先行スパン下限(105.843円)-上限(106.172円)“に挟まれており、その中間に“106円ライン”が通る形状となっています。
つまり「どちらかに突破すれば…」との期待は募る反面、それまでは「極めて動きづらい」といわざるを得ない…?
「米大統領選」「米追加経済対策」を巡るヘッドライン、「実質的な5・10日フロー(10日が明日土曜日のため)」、さらには「中国人民元の動向(本日より中国市場再開)」には気を配りつつも、本日に関しては“膠着(小動き継続)”を覚悟しておかなければならないのかもしれませんね。
もちろん「どちらかに突破すれば…」を、頭の片隅に残しながらになりますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.545(9/3-4高値、100日移動平均線、20週移動平均線)
上値4:106.385(9/7-8高値、+2σ)
上値3:106.293(9/10-11高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:106.172(日足・一目均衡表先行スパン上限、9/14高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:106.107(10/8高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:106.034(大台)
下値1:105.924(10/8安値、+1σ、ピボット1stサポート)
下値2:105.843(日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値3:105.753(ピボットローブレイクアウト)
下値4:105.590(10/7安値、10/2~10/7の38.2%押し)
下値5:105.468(10/6安値、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、10/2~10/7の50%押し)
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