三菱マ、上期経常を140億円に上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2020/09/29 15:00
 三菱マテリアル <5711> が9月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想のトントン→140億円の黒字(前年同期は272億円の黒字)に上方修正した。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常損益も従来予想のトントン→70億円の黒字(前期は496億円の黒字)に上方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の100億円の赤字→200億円の赤字(前期は728億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の連結業績予想につきましては、金属事業における金属価格の上昇、実収差益や鉱山からの受取配当金の増加などを見込み、売上高、営業損益及び経常損益が前回予想に比べて増加し、黒字となる見込みであります。しかしながら、本日、「株式会社ダイヤメットの株式の譲渡に関する基本合意書の締結及び特別損失の計上について」でお知らせいたしましたとおり、2021年3月期第2四半期において、事業再編損失引当金繰入額として約210億円の特別損失を計上する見込みであることなどから、親会社株主に帰属する当期純損益が前回予想に比べて減少し、赤字が拡大する見込みであります。 また、2021年3月期の個別業績予想につきましても、連結業績と同様の理由により、売上高、営業損益及び経常損益が前回予想に比べて増加し、赤字幅が縮小する見込みであるものの、上述のとおり事業再編損失引当金繰入額として特別損失を計上する見込みであることなどから、当期純損益は前回予想に比べて減少し、赤字となる見込みであります。(注)上記の予想につきましては、発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向等を前提として作成したものであり、今後の様々な要因等により、予想と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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