「ハト派=ドル売り」とは限らない…? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2020/09/16 10:12

◆ 思惑継続… ― “105円前半”へ続落


『FOMCでハト派色が強まる』との思惑は、昨日も継続しました。
“105.50円”付近に展開していた「まとまった規模のドル買いオーダー」を吸収したドル円は、一時“105.297円”へとさらに値を落とす場面を見せました。

一方で昨日は、ユーロドルに“ポジション調整(1.19ドル→1.1840ドル)”が入ったこともあり、“ドル売り一辺倒”に傾斜することはありませんでした。
このためイベント前の“様子見”から大きく外れることはなく、思った以上に“下押した”格好ではあるものの、“大きく崩れる”に発展することはありませんでした。

◆ すでに“峠を越した”…? ― 発表前の「ポジション形成or調整」


本日はその「FOMC(日本時間17日3:00)」が行われます。
「政策金利&量的緩和策」は“現状維持”が見込まれていますので、注目は「声明&経済見通し」と見られるところです。

“ハト派寄り”と捉えられれば、金利面からは“ドル売り”がさらに意識されることになります。
すでに“105円前半”まで下落しているドル円ではありますが、“さらなる下落”も懸念せざるを得ないことになります。

しかし発表を前にして進行した「ポジション形成or調整」は、すでに“峠を越した”という印象があります。
そうした状況で“ハト派寄り”と捉えられても、現行トレンドをけん引してきた「米株式(特にハイテク株)」には“追い風”となる可能性が否めない…?
そうなれば“ドル売り”も、さらに進行するとは限らない…?

◆ “ドル急反発”の可能性も…!?


発表までは“様子見”が基本であり、発表後は“結果次第”ということになりますが、『このままズルズルと下値を追うかは微妙(未知数?)』との見方を前提に、発表後の“反応”を見極めたいところです。
“ドル急反発”の可能性も、頭の片隅に描きながら…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン


※FOMCが予定されるため、いつもより値幅を拡げています。

106.293(9/10-11高値、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
106.165(9/14高値、50日移動平均線)
106.074(日足・一目均衡表基準線、9/3~9/15の61.8%戻し)
上値5:106.000(大台、20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:105.921(9/3~9/15の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値3:105.812(9/15高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線、9/3~9/15の38.2%戻し)
上値2:105.738(ピボット1stレジスタンス
上値1:105.669(-1σ)
前営業日終値:105.443
下値1:105.353(-2σ)
下値2:105.289(8/31安値、9/15安値)
下値3:105.200(8/28安値、ピボット1stサポート)
下値4:105.103(8/19安値)
下値5:105.000(大台、ピボット2ndサポート)
104.858(7/31~8/13の76.4%押し)
104.708(ピボットローブレイクアウト)

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
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