ハウスコム Research Memo(9):配当性向30%維持方針。2021年3月期は年配当金36円を予想

配信元:フィスコ
投稿:2020/09/01 15:09
■株主還元策

ハウスコム<3275>は株主還元策として配当を実施している。企業価値を継続的に拡大し株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と位置付けており、配当性向「30%」の継続を基本方針とする。2020年3月期の1株当たり配当金は年間36.0円(中間18.0円、期末18.0円)、配当性向41.3%と7期連続増配を達成した。従来の繁忙期にコロナ禍が発生し減益決算となったが、配当金額は期初予想を守った点は評価したい。2021年3月期は、前期と同水準の年間36.0円(中間18.0円、期末18.0円)、配当性向30.7%を予想する。

同社は2020年2月21日に新優待制度導入を公表し、保有株式数に応じて株主優待ポイントが贈呈され好きな商品と交換できる、ハウスコム・プレミアム優待倶楽部をスタートした。ポイント贈呈枠は200株以上から設定され、1,000株以上では20,000ポイントが進呈される。ポイントは食料品や銘酒、家電製品など、2,000点以上の商品から交換することができる優待内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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