午後:債券サマリー 先物は反発、日経平均株価横にらみで上昇幅拡大
31日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。午前は小動きだったが、日経平均株価が引けに向けて上昇幅を縮小していることもあって、午後には上げ幅が拡大した。
前週末28日の米国債券高を好感した買いが先行したものの、その後徐々に上値が重くなった。日経平均株価がほぼ全面高となったことが影響している様子だった。ただ、午後に入って日経平均株価が上げ幅を縮小したことから、株価動向を横にらみに債券市場には再び買いが流入した。9月1日には10年物国債、同月3日には30年物国債の入札が予定されており、投資家から一定の需要が集まるとの見方もあって買いが入りやすかった。なお、この日に実施された日銀の国債買いオペは「残存期間3年超5年以下」の応札倍率が前回から低下した半面、「同1年以下」及び「同1年超3年以下」の倍率は上昇したが、相場の反応は限定的だった。
先物9月限の終値は前日比17銭高の151円59銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.045%となった。
出所:MINKABU PRESS
前週末28日の米国債券高を好感した買いが先行したものの、その後徐々に上値が重くなった。日経平均株価がほぼ全面高となったことが影響している様子だった。ただ、午後に入って日経平均株価が上げ幅を縮小したことから、株価動向を横にらみに債券市場には再び買いが流入した。9月1日には10年物国債、同月3日には30年物国債の入札が予定されており、投資家から一定の需要が集まるとの見方もあって買いが入りやすかった。なお、この日に実施された日銀の国債買いオペは「残存期間3年超5年以下」の応札倍率が前回から低下した半面、「同1年以下」及び「同1年超3年以下」の倍率は上昇したが、相場の反応は限定的だった。
先物9月限の終値は前日比17銭高の151円59銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.045%となった。
出所:MINKABU PRESS
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