NY株式市場(25日)ダウ平均は2万8400ドル台乗せでスタートか⁈−ジャクソンホールでのFRB議長公演に注目
25日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
アメリカと中国は、24日閣僚級の貿易協議を行ったことを明らかにした。協議にはアメリカ側からUSTRのライトハイザー代表とムニューシン米財務長官、中国側からは劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が出席。今年1月の「第1段階の合意」に基づいた中国の対米輸入をめぐる協議を行い「進展」を確認したという。
今回の米中協議の開催を好感して日本時間の夕方から始まったヨーロッパ株が軒並み高となっており、25日のアメリカ株式市場でも世界的な株高の流れが継続しそうだ。
ダウ平均は、前日に付けたパンデミック後の戻り高値(2万8314ドル)をさらに更新する形で上値の追いの展開となりそうだ。寄り付きでは2万8400ドル台乗せとなろう。
アメリカ株式市場では、明日以降、27日に開かれるジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演に相場の関心が以降していこう。このため、25日のダウ平均は、朝方の買い一巡後に伸び悩む相場展開も想定しておきたい1日となる。
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