グローブライド---1Qは売上高が203.77億円、中国での販売が堅調に推移

配信元:フィスコ
投稿:2020/08/17 17:53
グローブライド<7990>は7日、2021年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.4%減の203.77億円、営業利益が同26.7%減の7.94億円、経常利益が同29.8%減の6.97億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同38.1%減の4.48億円となった。

日本の売上高は、前年同期比11.4%減の144.85億円、セグメント利益は同12.8%減の9.11億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ)の影響を受け、4月の緊急事態宣言発出後、市場が一時的に大きく落ち込んだ。

米州の売上高は、前年から景気が底堅く推移していたものの、3月からコロナによる影響を受け、急速に景気が悪化したなかで、前年同期比10.0%増の19.09億円となった。一方で、米中貿易摩擦の影響により輸入コストが増加したことなどによって、セグメント利益は同42.3%減の0.35億円となった。

欧州の売上高は前年同期比6.6%減の28.12億円、セグメント利益は同38.9%減の1.79億円となった。年初より市況は低調に推移していたが、3月からコロナによる影響を受け、景気は大きく落ち込んだ。

アジア・オセアニアの売上高は前年同期比3.0%減の62.09億円、セグメント利益は同15.1%増の3.78億円となった。2月以降、アジア各国でコロナの感染が拡大したことで、市場は大きく落ち込んだ。また、中国工場において一時生産休止を余儀なくされ、製品や部品の供給に影響が生じたが、こうしたなかでも中国での販売が堅調に推移した。

未定としていた2020年3月期通期について、同日に連結業績予想を公表した。売上高が前期比0.8%増の890.00億円、営業利益が同3.1%減の35.00億円、経常利益が同9.3%減の28.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.4%増の17.00億円を見込んでいる。


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配信元: フィスコ

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