アルビス、上期経常を2.2倍上方修正、通期も増額

　アルビス <7475> が7月31日後場(14:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.8倍の9.4億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の6.3億円→13.8億円(前年同期は5.9億円)に2.2倍上方修正し、増益率が5.7％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の17.3億円→24.1億円(前期は15.3億円)に39.5％上方修正し、増益率が12.8％増→57.3％増に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.3％→3.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間の営業収益につきましては、食のライフラインを守るため、新型コロナウイルス感染症への対策を講じ、店舗を休業することなく営業継続できたことを前提に、内食需要の高まりと衛生関連商品の売上が増加したこと等により、前回発表予想を上回る見通しとなりました。利益につきましては、営業収益の増加に加え、同期間に予定していた大規模改装計画を下半期に延期すること等により、前回発表予想を上回る見通しとなりました。　また、通期の業績につきましては、引き続き店舗の営業継続を最優先に取り組みながら、今後の更なる消費者マインドの低下を想定した販売促進強化策と、延期した大規模改装計画の実行を反映した結果、前回発表予想を上回る見通しとなりました。（注）　上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成しておりますが、新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響を合理的に見通すことは困難であり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性がありますことをご承知おきください。