ライトオン、非開示だった今期最終は赤字継続、未定だった配当は無配転落

　ライトオン <7445> が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結最終損益は33.2億円の赤字(前年同期は23.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が58.5億円の赤字(前期は61.4億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-8月期(4Q)の連結最終損益は25.2億円の赤字(前年同期は38.1億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は10円)とし、29期ぶりに無配転落する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結最終損益は28.4億円の赤字(前年同期は5.6億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→-25.0％に急悪化した。

株探ニュース