コシダカHD、非開示だった今期経常は76%減益へ

配信元:株探
投稿:2020/07/10 15:30
 コシダカホールディングス <2157> が7月10日大引け後(15:30)に決算を発表。20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結経常利益は前年同期比74.8%減の20.2億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比76.5%減の22.4億円に落ち込む見通しを示した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-8月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比85.3%減の2.2億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は32億円の赤字(前年同期は30.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の15.9%→-91.4%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2020年8月期の連結業績予想につきましては、4月10日に公表いたしました前回業績予想におきまして、コロナ感染症の沈静化の行く末を予想することは甚だ困難であることから「未定」としておりましたが、今般現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。 新型コロナウイルス感染拡大により発生した急激な売上減少、更に感染拡大防止を目的とした各自治体からの営業自粛要請はやがて政府による緊急事態宣言(4月7日)の発出となり、極めて制限的な営業体制を採るに至りました。 5月25日、政府より緊急事態解除宣言がなされ、各自治体からの自粛要請も段階的に解除され、6月12日には全店の営業を再開いたしました。 しかしながら、コロナ禍が継続していることは変わらず、罹患危険度が低くない業種としてカラオケは要請解除ロードマップの後順位に置かれました。そのため、営業再開後の客足の戻りは低調であり、かつ新規感染者等の報道にお客様の心理は大きく揺れ動いており、極めて不安定であります。このような状況下での現時点において、2020年8月期通期の連結業績につきましては、売上高444億95百万円(前連結会計年度比32.4%減)、営業利益20億98百万円(同77.9%減)、経常利益22億48百万円(同76.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同83.9%減)を見込んでおります。 なお、この度の通期連結業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。※上記の予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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