AHC、上期経常を50%下方修正

配信元:株探
投稿:2020/07/03 17:00
 AHCグループ <7083> [東証M] が7月3日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年11月期第2四半期累計(19年12月-20年5月)の連結経常利益を従来予想の1億1100万円→5600万円に49.5%下方修正した。
 なお、20年11月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 2020年11月期第2四半期(累計)連結業績予想 福祉・介護事業につきましては、行政からの要請も踏まえ、新型コロナウィルス感染予防・拡大防止対策を徹底しつつ営業を継続いたしました。ご利用者の施設利用が当初計画に対し5%程度減少し、売上高は前回発表予想に対し3%程度下回る見込みとなりました。 外食事業につきましては、休業や営業時間の短縮等を含む営業自粛が6月中旬まで延長されたことにより、来店客数が当初計画に対し40%程度減少し、売上高は前回発表予想に対し35%程度下回る見込みとなりました。 利益面につきましても、福祉・介護事業はご利用者の利用キャンセルにより食材費や送迎費をはじめとする営業費用が当初計画に対し3%程度、外食事業は休業や営業時間の短縮により広告宣伝費や水道光熱費をはじめとする営業費用が当初計画に対し25%程度抑えられたものの、売上高減少の影響を受け、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も前回発表予想を下回る見込みとなりました。(2) 2020年11月期通期連結業績予想 新型コロナウィルス感染症の終息を2020年5月と想定しておりましたが、現在も終息の目途が立っておりません。第3四半期以降も福祉・介護事業につきましては、引き続き感染予防・拡大防止対策を徹底し、通常営業を継続しております。学校の再開や外出自粛要請が解除され、ご利用者の施設利用が回復基調にあるものの、第2波による影響については依然として不透明であり、業績の予想が困難な状況となっております。 外食事業につきましては、営業を再開しましたが6月の来店客数が当初計画に対し50%程度であり、回復には相応の時間を要するものと思われます。当該事業の売上・利益構成は比較的低いものの、第2波の影響についても同様に不透明であることから、業績の予想が困難な状況となっております。したがって、現時点では業績の予想について不確定な要素が多く、適正かつ合理的な算定が困難なため、前回発表予想を一旦取り下げ、「未定」とさせて頂きます。今後、新型コロナウィルス感染症の動向を見極めながら、合理的な算定が可能となり次第速やかに開示いたします。(3) 2020年11月期第2四半期(累計)及び2020年11月期通期個別業績予想 2020年11月期第2四半期(累計)及び2020年11月期通期個別業績予想につきましても、連結業績予想の福祉事業、外食事業の修正理由と同様の要因であります。
配信元: 株探

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