「半導体」関連が8位、コロナ禍でも構造的な追い風に変化なし<注目テーマ>

配信元:みんなの株式
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/06/23 12:22
「半導体」関連が8位、コロナ禍でも構造的な追い風に変化なし<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 デジタルトランスフォーメーション
2 5G
3 SaaS
4 コロナウイルス
5 テレワーク
6 人工知能
7 サイバーセキュリティ
8 半導体
9 バイオテクノロジー関連
10 遠隔医療

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が8位となっている。

 新型コロナウイルスの感染拡大ペースは収束どころか世界的には拡大基調にある。実勢経済への影響が懸念されるところだが、ハイテクセクターはこの逆風を受けにくい成長業種として株価も強調展開を続ける銘柄が多い。米国株市場ではNYダウがここにきて上値の重い展開を強いられる一方、ハイテク株比率が高いことで知られるナスダック総合指数は前日までに7連騰と上げ足を強め史上最高値を更新した。そのなか、ハイテクセクターの核である半導体関連株への物色人気も継続、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は前日時点で1983.361まで上値を伸ばし、今月10日につけた最高値2004.660の更新を射程圏に捉えている。

 ビッグデータの普及加速やAI・IoT技術の進展は、その屋台骨を支える半導体の存在があってこそ。今後は5Gの本格離陸、データセンターの増設に加え、エレクトロニクスの塊と化す自動運転車などで半導体需要は構造的な追い風が吹き続けることになる。

 直近では22日に世界のスーパーコンピューターの性能を比較する専門家プロジェクト「TOP500」が発表した最新の計算速度ランキングで、理化学研究所と富士通<6702.T>で共同開発した「富岳」が9年ぶりに世界一となったことが話題を呼んでいる。久々に技術立国日本の面目躍如だが、このスーパーコンピューターもまた半導体とともに進化の歴史を歩んできたIT革命の象徴である。また同日、米国ではアップルがパソコンに自社開発のCPUを搭載することを発表、約15年ぶりのインテル製からの切り替えということもあって、半導体関連株全般の株価を刺激する材料としてマーケットの注目を集めている。

 きょうは半導体製造装置関連では東京エレクトロン<8035.T>が一時635円高に買われたほか、ディスコ<6146.T>も680円高と物色人気を集めた。また、ワイエイシイホールディングス<6298.T>は連日のストップ高カイ気配と気を吐いている。このほか、SUMCO<3436.T>、イビデン<4062.T>、東京応化工業<4186.T>など半導体素材やデバイスを製造する企業も堅調な値動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんなの株式

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