ゴールドウィン(8111):日本証券新聞 伊藤 明

著者:伊藤明
投稿:2020/06/22 08:59

好実態に迫る

ゴールドウィン 日足一目均衡表
ゴールドウィン 日足一目均衡表出所:日本証券新聞Digitalテクニカルチャート

【再評価へ見直し余地十分】
繊維繊維セクターに属するスポーツウエアのゴールドウィン。5月14日に前3月期決算を発表していますが、6月19日にその内容に関する「投資家向け資料」がホームページにアップされた。そこでは「厳しい環境下、売上高は10期連続増収、営業利益は12期連続増益かつ3期連続で最高益を更新」と実績をアピール。好実態の見直し余地は十分にあると考えられる。

今期について同社では「第3四半期から第4四半期にかけて回復軌道に乗るという前提のもと見通しを策定」としていますが、株価はまだそれを十分に織り込んではいない。株主還元も「企業としての最重要課題」と位置づけ、意欲的な還元姿勢を打ち出している点も評価される。

【テクニカル】
6月1日に7010円まで買われたあとの調整も一巡し、一目均衡表の雲抜けも示現。再び動意づく動き。押し目買い方針で。

伊藤明
株式会社日本証券新聞社 テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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