<動意株・2日>(前引け)=クロスキャト、CTS、アーレスティ
クロスキャット<2307.T>=急動意。4月中旬にマドを開けて急騰後、900円台後半から1100円のゾーンで1カ月半以上にわたりもみ合っていたが、目先ボックス上限をブレークし大勢2段上げの様相をみせている。銀行・保険など金融機関やクレジット会社向けで大規模案件を獲得、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資ニーズを捉えている。また、政府が改めて積極推進を図るマイナンバー活用でも商機が大きい。AIやビッグデータを活用した「スーパーシティ」構想を主眼とする改正国家戦略特区法が5月27日に成立、自動運転やキャッシュレス決済、ドローン配送などを骨子とした最先端都市構想は同社にもビジネスチャンスをもたらす。
シーティーエス<4345.T>=頭角現す。建設ICTの専門企業で、ITシステムや測量機器を手掛けるほか、3次元測量、測量データを使った設計などで強みを発揮する。政府の第2次補正予算が決定し1次補正と合わせ事業規模は約234兆円という巨額の経済対策が動き出すなか、内需インフラを担う建設関連にもマーケットの視線が向いている。そのなか、建設業界もデジタルシフトの必要性が認識されており、同社はその関連最右翼として頭角を現している。足もとの業績も好調で20年3月期は建設現場事務所用モバイル回線を中心にシステム事業が伸び、営業利益は前の期比17%増の18億5200万円と2ケタ成長を達成している。
アーレスティ<5852.T>=買い戻しを誘発。自動車向けを中心とするダイカスト大手。1日取引終了後、20年3月期業績予想の修正を発表。最終損益は2億円の黒字予想から15億円の赤字予想とする一方、本業のもうけを示す営業利益段階で従来予想の2億6000万円から7億円(前の期比78%減)に上方修正した。同社は5月14日に予定していた決算発表を6月17日に延期していたが、今回の見通し修正を受け空売りの買い戻しを誘発したとみられる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
シーティーエス<4345.T>=頭角現す。建設ICTの専門企業で、ITシステムや測量機器を手掛けるほか、3次元測量、測量データを使った設計などで強みを発揮する。政府の第2次補正予算が決定し1次補正と合わせ事業規模は約234兆円という巨額の経済対策が動き出すなか、内需インフラを担う建設関連にもマーケットの視線が向いている。そのなか、建設業界もデジタルシフトの必要性が認識されており、同社はその関連最右翼として頭角を現している。足もとの業績も好調で20年3月期は建設現場事務所用モバイル回線を中心にシステム事業が伸び、営業利益は前の期比17%増の18億5200万円と2ケタ成長を達成している。
アーレスティ<5852.T>=買い戻しを誘発。自動車向けを中心とするダイカスト大手。1日取引終了後、20年3月期業績予想の修正を発表。最終損益は2億円の黒字予想から15億円の赤字予想とする一方、本業のもうけを示す営業利益段階で従来予想の2億6000万円から7億円(前の期比78%減)に上方修正した。同社は5月14日に予定していた決算発表を6月17日に延期していたが、今回の見通し修正を受け空売りの買い戻しを誘発したとみられる。
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