<7972> イトーキ
四季報によると、主力のオフィス家具は新築ビル需要が旺盛なうえ玉突きによる移転需要も堅調。設備機器は物流機器や交通機関の電子看板などが好調。製品の原価改善や海外の一時費用の消滅などで営業増益だが会社計画には過大感。税負担やや重い。高コストだった新製品の一部について調達などを見直し、採算を徹底。新本社のショールーム生かした営業を強化。
2020年2月14日発表。2020年12月本決算予想は、営業利益+176.9%の25.00億円、経常利益+154.0%の24.00億円の上方修正となっています。
2016年7月8日の520円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、2017年7月25日に997円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年6月3日の391円、9月6日の400円で2点底となって反発し、いったん下降トレンド(B)を上にぬけて12月17日の617円まで上昇するものの、今年になってコロナ問題で急落となり、3月13日に250円の安値をつけてもみあい、4月6日に266円で2点底の形となって反発し、5月11日に345円まで上昇してもみあいとなっていましたが、本日371円まで上昇しました。3月30日の349円を終値で上回れば上放れの形となります。
<9837> モリト
四季報によると、ファッション衣料向け服飾付属品は事業環境なお厳しい。ただ季節商品は暖冬での需要減が一段落公算。自動車内装品も増設効果あり特殊縫製品の寄与拡大。埼玉の新物流センター一過性費用も解消。営業益伸び回復。資産売却特益は一服。うちわを公演へ持参の嵐ファンへ保護用袋を拡販。著名デザイナー製の自社ブランドバッグは国内外で売り場拡充。
2020年1月14日発表。2019年11月本決算は、営業利益0.5%の17.34億円、経常利-0.6%の17.79億円の増収・減益となっています。4月13日発表の来期予想は、ともに上方修正となっています。
2014年6月26日の470円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年5月8日に1134円の高値をつけ、ここをピークにもみあって2016年6月24日の741円まで下落しました。ここから短期の上昇トレンド(B)となって2017年11月9日の1109円まで上昇し、ここを2番天井にして下降トレンド(C)を形成しています。この中で2019年11月25日の828円を高値に、もみあっているところでコロナ問題が起こり、今年になって世界的暴落につれ安し、3月13日に576円の安値をつけました。ここからの反発で3月30日の744円まで上昇後、4月3日の604円まで下げて三角保ち合い(D)となり、5月12日に682円で買転換となっています。
<6306> 日工
四季報によると、柱のアスファルトプラントが好調。営業益急回復。21年3月期は期初受注残高水準。アスファルトは中国出足悪いが、再生合材対応機種軸に国内なお好調。コンクリートの不採算物件ない。償却増こなし営業増益続く。記念配剥落も普通増配。販社を開設。アスファルトの新品販売とメンテ軸に2年目から黒字化へ。破砕機の営業強化し一段の販売増狙う。
2020年5月14日発表。2020年3月期本決算は、営業利益43.9%の20.53億円、経常利益35.9%の21.42億円の増収・増益となっています。同日発表の来期予想はともに上方予想となっています。
現状は、2016年6月27日の277円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2019年3月11日の423円を安値に急上昇となり、2019年12月12日に919円まで上昇しました。ここをピークにコロナ感染拡大で世界的な暴落となり、この株も今年の3月13日の495円まで売られました。ここから3月27日の670円まで反発し、すぐに4月2日の538円まで反落するものの再反発となり、5月11日には586円で買転換となり、5月26日には675円と戻り高値を更新しています。
<1861> 熊谷組
四季報によると、12月末単体受注残4846億円(前年同期比8・9%減)。完工増だが一部不採算工事発生で微増益。21年3月期は大型再開発など受注残豊富。不採算案件消え増益。独禁法引当金の一部戻入益ない。住友林業とシンガポールに不動産開発の統括会社設立。まずはインドネシアで約160億円投じ、複合商業施設を開発。ドン・キホーテの道玄坂再開発を受注。
2020年5月13日発表。2021年3月期本決算予想は、営業利益0.2%の255.00億円、経常利益0.3%の258.00億円の増収・増益の見通し。
2016年2月29日の2220円を安値に、11月9日の2510円を2点底にして反発し、2018年5月17日の3995円、7月27日の3995円とダブル天井となって、三角保ち合い(A)を形成しました。この三角保ち合いの中で煮詰まりつつある中で、今年の1月21日に3410円の高値をつけて、コロナ問題から急落となり三角保ち合いを下放れし、3月23日に2122円まで下落しました。ここから3月27日の2630円まで反発し、再下落となって4月22日の2156円まで下げて2点底をつけ、5月27日の2620円で買転換となっています。
<7971> 東リ
四季報によると、主力の塩ビ床材は首都圏再開発案件取り込み伸長。物流費高こなし営業益上向く。土地売却益。記念配。21年3月期は塩ビ床材がオフィス向け堅調。カーペットは訪日客需要受けたホテル向け底堅い。が、住宅の新設着工伸び悩み営業微増益。住宅建築の低迷受け、公共施設や学校の改装需要掘り起こし。国内市場縮小受け海外注力、中国などテコ入れ。
2020年5月19日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-20.2%の19.00億円、経常利益-22.3%の2005億円の減収・減益の見通し。
2010年10月21日の121円を底値に中長期の上昇トレンド(A)を形成していましたが、この中で2016年6月24日の271円の安値から上昇速度が速くなり、2018年1月5日の471円の高値をつけました。ここをピークにして8月21日の318円まで下落後、9月26日の380円まで反発し、短期の下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で12月25日の231円、2019年6月21日の237円と2点底をつけて、下降トレンド(B)を上にぬけ、12月16日に338円まで戻すものの、その後、コロナ問題に巻き込まれて急落し、今年の3月13日には211円まで下落しました。ここから3月27日の291円まで反発するものの再下落となって、5月15日の244円まで下げ、ここでもみあって5月28日に273円で短期の買転換となっています。
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