マザーズ先物概況:小幅反落、利食い売り優勢に

配信元:フィスコ
投稿:2020/05/28 15:56
28日のマザーズ先物は前日比4.0pt安の940.0ptと小幅ながら反落して終了した。高値952.0pt、安値は908.0pt。取引高は12569枚。

本日のマザーズ先物は、このところの株価上昇に対する反動で利益確定売りが続いた。前日の米国市場は、経済活動の再開への期待感などからNYダウが2カ月半ぶり25000ドル台を回復するなど騰勢を強めた。日経平均も目先の上値のめどとみられた200日移動平均線(21656円)をあっさりとクリアするなど外部環境は好調。こうした流れを背景に朝方はマザーズ先物も買われ、一時前日比4.0pt高の952.0ptまで値を上げる場面もあった。しかし、ナイトセッションの高値(973.0pt)には届かなかったうえ、市場では「マザーズ市場に比べ主力の東証1部市場の方が値動きの軽さが目立っているだけに、個人の投資資金もそちらにシフトした面もある」との声が聞かれ、上値の重さや目先の利益を確保する売りが膨らんだ。マザーズ先物は一時前日比40.0pt安908.0ptpまで値を消す場面もあった。その後は、時間外取引の米国株価指数先物高などを眺めて、押し目買いが入り終値は前日比小幅安となる940.0ptで引けた。本日のマザーズ市場では、連日の株価急伸の反動から利食い売りが出たアーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>は前日比82円(-12.54%)安の572円と4日ぶりに大幅に反落し、VEGA<3542>も前日比122円(-8.76%)安の1270円と4日ぶりに急反落した。また、アルー<7043>、MDNT<2370>シャノン<3976>メディカルネット<3645>など直近で株価の値上がりした銘柄を中心に利益確定売りが広がった。 <FA>
配信元: フィスコ

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