ムサシ<7521>は15日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.2%増の375.89億円、営業利益が同234.2%増の10.25億円、経常利益が同217.2%増の12.28億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同371.6%増の8.65億円と増収・大幅増益となった。
増益の要因は、選挙システム機材の販売伸長。昨年の参議院選挙や統一地方選挙などの大型選挙や、全国の地方選挙向けに、投票用紙交付機の新製品をはじめ投票用紙読取分類機や計数機などの機器販売が好調だったほか、投開票管理システムの販売も伸長し前年実績を大幅に上回る過去最高の売上高となった。
このほか、情報・産業システム機材分野においてスキャナー等の電子化機器販売が好調だったほか、業務用ろ過フィルターの販売も伸長した。また、文書のデジタル化事業についても官公庁、民間企業からの受注とも堅調で前年実績を上回った。
一方、印刷システム機材は、年度末の需要期において新型コロナウイルス感染拡大に対するイベント自粛等により印刷物需要の消失影響を受け、印刷材料や主力の印刷機器、レーザー加工機の販売とも前年実績を下回り苦戦した。
なお、同日、期末配当金について、1株当たりの配当を前回予想から3.00円増配の15.00円とすることを発表。この結果、1株当たりの年間配当金は前年対比11.00円増配の35.00円となる。
2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による影響を現段階で合理的に見積もることが困難であるため、未定とした。今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表するとしている。
<SF>
増益の要因は、選挙システム機材の販売伸長。昨年の参議院選挙や統一地方選挙などの大型選挙や、全国の地方選挙向けに、投票用紙交付機の新製品をはじめ投票用紙読取分類機や計数機などの機器販売が好調だったほか、投開票管理システムの販売も伸長し前年実績を大幅に上回る過去最高の売上高となった。
このほか、情報・産業システム機材分野においてスキャナー等の電子化機器販売が好調だったほか、業務用ろ過フィルターの販売も伸長した。また、文書のデジタル化事業についても官公庁、民間企業からの受注とも堅調で前年実績を上回った。
一方、印刷システム機材は、年度末の需要期において新型コロナウイルス感染拡大に対するイベント自粛等により印刷物需要の消失影響を受け、印刷材料や主力の印刷機器、レーザー加工機の販売とも前年実績を下回り苦戦した。
なお、同日、期末配当金について、1株当たりの配当を前回予想から3.00円増配の15.00円とすることを発表。この結果、1株当たりの年間配当金は前年対比11.00円増配の35.00円となる。
2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による影響を現段階で合理的に見積もることが困難であるため、未定とした。今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表するとしている。
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