◆ やや“下値追い”先行も、「崩れない」…
“107.00円”に展開する「分厚いドル買いオーダー」を吸収したドル円は、一時“106.740円”へと下落しました。
しかし「パウエルFRB議長発言(現時点のマイナス金利検討を否定)」をキッカケに、“107円台”へと揺り戻されていきました。
◆ 「方向感定まらず」の中、「イメージだけが下方向」。そうなると…?
その他FOMCメンバーと“同様の見解”は、トランプ大統領が目論む「マイナス金利導入」への期待を後退させ得るものといえます。
一方で“払拭”には至っていませんので、“上値が重い”も変わっておりません。
こうして“戻りの鈍さ”からは「意識は下方向」へと傾きやすくなっていますが、“突っ込んだ売り”も「手控えられる」可能性が高まりつつあります。
テクニカル的に見ても、まだ“日足・一目均衡表の雲(本日は106.697-107.296円)”の中での推移を続けており、「方向感定まらず(膠着)」は変わっておりません。
“昨日安値(前記106.740円)”を割り込むと「もう一段の下値追い」が浮上してもおかしくありませんが、前記「手控えられる」を考えれば…?
本日は「膠着」ながらも「やや下方向」を意識せざるを得ないところですが、引き続き「崩れない」との見方は堅持したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.766(5/11高値)
上値4:107.686(5/12高値、+1σ)
上値3:107.584(週足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:107.374(5/11~5/13の61.8%戻し)
上値1:107.275(5/13高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、5/11~5/13の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:107.029(大台、20日移動平均線)
下値1:106.876(日足・一目均衡表転換線)
下値2:106.697(日足・一目均衡表先行スパン下限、5/13安値、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、5/7~5/11の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:106.566(5/11安値、-1σ)
下値4:106.480(ピボット2ndサポート)
下値5:106.406(5/7~5/11の76.4%押し)
最新人気記事
-
来週の株式相場に向けて=「トランプ劇場2.0」幕開けを注視、日銀利... 01/17 17:36
-
「任天堂関連」が28位に浮上、「ニンテンドースイッチ2」発表で関心... 01/17 12:20
-
明日の株式相場に向けて=任天堂最高値街道の裏側とザワつく周辺株 01/16 17:30
-
ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県スキー場)1月22日より名古屋駅... 01/17 13:49
-
ADR日本株ランキング~信越化学工業など全般買い優勢、シカゴは大阪... 今日 08:19
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:10
-
今日 19:30
-
今日 19:30
-
今日 19:18