NY株式市場(13日)ダウ平均は再び雲入りでチャートが崩れる⁈−追加経済対策や補選結果に注目へ
13日のアメリカ株式市場でダウ平均は小動きスタートとなりそうだ。
12日のアメリカ株式市場でダウ平均は引けにかけてまとまった売りに押されて失速。一目均衡表上の雲の抵抗帯にあっさりと押し込まれて引け味の悪さが残った。13日のダウ平均は寄り付きで前日の引けにかけて出した売りポジションを反対売買する動きも散見されるだろう。戻り局面では前日に割り込んだ一目均衡表上の転換線(2万3973ドル)や雲の抵抗帯の上限にあたる先行スパン2(2万3891ドル)、20日移動平均線(2万3857ドル)が待ち構えており相場の上値は抑えられそうだ。下値では一目均衡表上の基準線(2万3229ドル)がサポートラインとしてあげられよう。
13日はFRBのパウエル議長の講演に相場の関心が集まりそうだ。戦後最悪となった雇用統計や景気認識、トランプ大統領が要求しているマイナス金利に言及すれば相場が反応しやすい地合いが残っているだろう。
一方でアメリカ議会では、民主党が3兆ドル規模の追加経済対策を公表。議会下院は15日にも採決を目指すという。すでに追加経済対策の策定を表明している共和党は民主党案に反対の姿勢を示しているものの、追加経済対策をめぐる与野党の動きが活発化してくるものとみている。ただ、カリフォルニア州とウィスコンシン州で12日に行われた連邦下院の補選結果に注目したい。今回の補選はトランプ政権による新型コロナウイルスへの対応評価が焦点となる。開票結果は週内に判明する見通しで、選挙結果次第で与野党の大統領選挙をめぐる選挙運営に少なからず変化の兆しが生じてもおかしくないとみている。
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