藤井産業、前期経常を一転22%増益に上方修正、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2020/05/08 13:30
 藤井産業 <9906> [JQ] が5月8日後場(13:30)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の27億円→35.7億円(前の期は29.3億円)に32.2%上方修正し、一転して21.8%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10億円→18.7億円(前年同期は16.5億円)に86.8%増額し、一転して13.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の45円→50円(前の期は45円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  電設資材事業においては栃木県内の大型公共案件や首都圏の売り上げが順調に推移したこと、設備システム事業においては大型水力発電工事の完工、建設システム事業においては首都圏及び中部、関西圏の大型案件の進捗が順調に推移したことなどにより、通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべてにおいて前回予想を上回る見込みとなりました。以上の状況のため、2019年5月13日に公表した通期業績予想を上記の通り修正いたします。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要政策のひとつとして考え、将来の事業展開を見据え永続的な経営基盤の確保に努めるとともに、業績等を総合的に勘案し、安定した配当の継続を基本方針としております。 このような方針のもと、2020 年3月期の年間配当予想につきましては、1株当たり45円(中間15円、期末30円)としておりましたが、通期業績において上記のように前回予想を上回る見込みとなったことから、今後の業績やキャッシュフローの安定性等を総合的に勘案した結果、1株当たり配当金の予想額を5円増配し、50円(中間15円、期末35円)に修正することといたしました。※上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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