◆ “反発”も、“雲”には潜り込めず…
“買い戻し”が先行した昨日は、一時“106.651円”へ反発しました。
しかし期待した“日足・一目均衡表の雲(下限は106.697円)”に潜り込むことは叶わず、跳ね返されました。
“買い戻し”の背景にあるのは「本邦輸入勢のドル買い需要」+「株式主導のリスク選好」であり、これが「欧米勢のショートカバー」を誘いました。
一方で“反落”の背景にあるのは「テクニカル的抵抗」+「債券主導のリスク回避」であり、“上値の重さ”は相変わらずといったところです。
こうして「(円とドルのと)綱引き」は続き、「方向感定まらず」は継続しています。
このため本日も「(上にも下にも)動けない」となる可能性は、十分に想定されるところです。
◆「わずかな変化で動意づく」…? - 米雇用統計
ただし本日は「米雇用統計」が予定されています。
“見たこともない数値(NFPは驚異の△2200万人)”が見込まれているだけに、“上値が重い”が先行する可能性は否めないものがあります。
一方で「米ADP雇用統計(6日:△2023.6万人)」も驚異的でしたが、反応は限定されました。
“織り込み済”の可能性を考えれば、「わずかな変化で動意づく」という可能性も…?
まずは“日足・一目均衡表の雲(下限は106.697円)”を上限、“一昨日/昨日安値(105.986-989円)”を下限とする「レンジ推移」を想定しつつ、本日は「抜けた方にはついていく」を基本として考えたいところです。
「予想幅が広い(△3000万人-△860万人)」だけに思惑は定まっていませんが、個人的には“上抜け”を期待しながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:106.896(5/5高値、4/30~5/7の61.8%戻し)
上値3:106.786(4/17~5/7の38.2%戻し、4/30~5/7の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値2:106.651(5/7高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、-1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.442(週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:106.257
下値1:106.147(100月移動平均線、5/7安値後の76.4%押し)
下値2:105.986(5/7安値、大台、-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:105.807(3/17安値)
下値4:105.633(ピボット2ndサポート)
下値5:105.280(ピボットローブレイクアウト)
最新人気記事
-
来週の株式相場に向けて=「トランプ劇場2.0」幕開けを注視、日銀利... 01/17 17:36
-
「任天堂関連」が28位に浮上、「ニンテンドースイッチ2」発表で関心... 01/17 12:20
-
明日の株式相場に向けて=任天堂最高値街道の裏側とザワつく周辺株 01/16 17:30
-
ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県スキー場)1月22日より名古屋駅... 01/17 13:49
-
ADR日本株ランキング~信越化学工業など全般買い優勢、シカゴは大阪... 今日 08:19
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:30
-
今日 20:30
-
今日 20:10
-
今日 19:30