■業績動向
1. 2020年6月期第2四半期累計業績の概要
スカラ<4845>の2020年6月期第2四半期累計の連結業績は、売上収益で前年同期比2.4%増の8,606百万円、営業利益で同34.2%減の747百万円、税引前利益で同34.8%減の734百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益で同44.3%減の255百万円となった。会社計画は開示していないものの、SaaS/ASP事業における大型案件の受注遅延などもあって、想定よりも若干未達になったものと見られる。
売上収益については主力のSaaS/ASP事業やSFA事業、フィールドマーケティング事業が揃って増収となったものの、SaaS/ASP事業やSFA事業における将来の成長に向けた先行投資費用(主に人件費や開発費)の増加、並びに本社移転に伴う一時費用の発生(建物付属設備の償却期間変更、PC入替にかかる費用、及び移転によるリブランディング業務費用等で81百万円)などが減益要因となった。また、スカラパートナーズやSCLキャピタルなど新規設立した子会社の立ち上げ費用も数千万円程度の減益要因になったと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
1. 2020年6月期第2四半期累計業績の概要
スカラ<4845>の2020年6月期第2四半期累計の連結業績は、売上収益で前年同期比2.4%増の8,606百万円、営業利益で同34.2%減の747百万円、税引前利益で同34.8%減の734百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益で同44.3%減の255百万円となった。会社計画は開示していないものの、SaaS/ASP事業における大型案件の受注遅延などもあって、想定よりも若干未達になったものと見られる。
売上収益については主力のSaaS/ASP事業やSFA事業、フィールドマーケティング事業が揃って増収となったものの、SaaS/ASP事業やSFA事業における将来の成長に向けた先行投資費用(主に人件費や開発費)の増加、並びに本社移転に伴う一時費用の発生(建物付属設備の償却期間変更、PC入替にかかる費用、及び移転によるリブランディング業務費用等で81百万円)などが減益要因となった。また、スカラパートナーズやSCLキャピタルなど新規設立した子会社の立ち上げ費用も数千万円程度の減益要因になったと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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