決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ｓａｎｓａｎ、エヌピーシー、きずなＨＤ (4月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　文教堂ＧＨＤ <9978>
　20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結最終損益は1.7億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.2　旭化学 <7928>
　20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比14.5％増の9500万円に伸び、通期計画の1億円に対する進捗率は95.0％に達し、5年平均の49.6％も上回った。

★No.3　ヴィッツ <4440>
　20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比28.2％増の1億4100万円に伸び、通期計画の3億0100万円に対する進捗率は前年同期の36.2％を上回る46.8％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9978> 文教堂ＧＨＤ 　ＪＱ 　 +36.36 　　4/13　　上期　　　　黒転
<7928> 旭化学 　　　　ＪＱ 　 +24.77 　　4/13　　上期　　　 14.46
<4440> ヴィッツ 　　　東Ｍ 　 +20.98 　　4/13　　上期　　　 28.18
<1434> ＪＥＳＣＯ 　　東２ 　 +16.67 　　4/13　　上期　　　-13.64
<6255> エヌピーシー 　東Ｍ 　 +15.38 　　4/13　　上期　　　-35.00

<6634> ネクスＧ 　　　ＪＱ 　 +15.38 　　4/13　　　1Q　　　　赤縮
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｍ 　 +13.09 　　4/13　　　3Q　　　　黒転
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｍ 　 +12.70 　　4/13　本決算　　　　　－
<3236> プロパスト 　　ＪＱ 　 +11.63 　　4/13　　　3Q　　　 49.60
<2404> 鉄人化計画 　　東２ 　 +11.07 　　4/13　　上期　　　-86.39

<4439> 東名 　　　　　東Ｍ 　 +10.98 　　4/13　　上期　　　 47.31
<7049> 識学 　　　　　東Ｍ 　 +10.13 　　4/13　本決算　　　　　－
<1418> インタライフ 　ＪＱ　　 +6.41 　　4/13　本決算　　　　2.94
<8887> リベレステ 　　ＪＱ　　 +3.06 　　4/13　　　3Q　　　 33.57
<3490> アズ企画設計 　ＪＱ　　 +2.12 　　4/13　本決算　　　　　－

<2736> フェスタリア 　ＪＱ　　 +1.48 　　4/13　　上期　　　　赤転
<4616> 川上塗 　　　　東２　　 +1.25 　　4/13　　　1Q　　　-75.00
<7086> きずなＨＤ 　　東Ｍ　　 +0.83 　　4/13　　　3Q　　　 -3.37
<8254> さいか屋 　　　東２　　 +0.55 　　4/13　本決算　　　　　－
<9720> グランド 　　　ＪＱ　　 +0.27 　　4/13　　　1Q　　　　赤縮

<9778> 昴 　　　　　　ＪＱ　　 +0.12 　　4/13　本決算　　　 -4.72

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース