きょくとう、前期経常を一転48%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/04/10 14:00
 きょくとう <2300> [JQ] が4月10日後場(14:00)に業績修正を発表。20年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億5000万円→1億7100万円(前の期は3億3200万円)に51.1%下方修正し、一転して48.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の5000万円の赤字→2億2900万円の赤字(前年同期は2億1800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当クリーニング業界は、需要の減少や人手不足への対応など厳しい経営環境で推移しております。 このような状況の中、当社は、M&Aや新しい看板デザインでの店舗リニューアル、新商品「スニーカークリーニング」サービスのスタートなど、積極的な投資活動を行う一方で、不採算店の閉鎖や工場・プラントの統合など、諸々の施策に取り組みましたが、売上高につきましては、暖冬の影響で重衣料の入荷が少なかったこと、春場の最需要期に超大型連休へ家計支出が流れたこと、また、夏場から天候不順や記録的な台風続きで店頭持ち込み機会を失ったこと、消費増税による家庭の支出抑制、新型コロナウイルス感染回避のための外出自粛などの影響も加わり、予想値に比べ381百万円(予想値比5.4%)の減収となりました。 利益につきましては、売上高の減少と前述の投資費用と不採算店の閉鎖や工場・プラントの統合に伴う一時費用や人件費が増加したことなどにより、営業利益は予想値に比べ163百万円(予想値比66.9%)の減益、経常利益は予想値に比べ178百万円(予想値比50.9%)の減益、当期純利益は、特別損失として上記の減損損失と投資有価証券評価損の計上を見込むなど、予想値と比べ168百万円(予想値比77.2%)の減益となる見込みです。
配信元: 株探

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