いま日経平均株価は3年に1度のタイムセール中

著者:中原良太
投稿:2020/03/31 18:59

「株を買わないと危険では?」

From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

今日は「短期」「長期」の、
2つの話をメインでしていきます。

今週に入ってから指数が下落し、
短期で注意したい点が出てきました。

今すぐ買う必要はないでしょうから、
「今後の買い付け時の見極め方」
について考えていきます。

また、長期の話についても、
悲観的なシナリオも用意しました。

日経平均株価が「3年に1度」のタイムセール中。
長期投資をするには良い買い時だと思います。

…というよりむしろ、
「株を買わないと危険では?」
とさえ感じていますので、

このシナリオについて詳しくお話ししていきます。

◆  ◆  ◆

日本株反落、次の買い時はいつ?

まずは短期のお話しから。

4/1で期末の「お化粧買い」も、
そろそろ一服したと見て良いでしょう。

さらに、3/30、3/31と日本株は2日連続で下落。

この株価下落で指数は、
5日線と25日線の両方を、
ふたたび割り込みました。

短期の株式市場は、
「いちど下がりはじめると下がり続けやすい」
という傾向があります。

ふたたび暴落が起こる可能性がありますので、
あらためて警戒をしておくのが良いでしょう。

特に、

「高配当株」や「好優待株」などは、
配当落ち・優待落ちのあとに弱くなりがちです。
停滞するおそれがありますので注意しましょう。

短期のトレードはしばらく、
「おやすみ」しておくのが無難でしょう。
(僕も休んでいます)

次に、長期目線の話です。

いま、世界各地では、
金融緩和が次々に行われています。

これらは景気を刺激してくれる反面、
副作用として「物価上昇」を招きかねません。

最悪なのが、
「景気は回復しないけど物価が上がる」
というスタグフレーションが起きた場合。

この場合は、給料が上がらないだけでなく、
物価も上がって二重苦・三重苦になるでしょう。

物価上昇を乗り切る確実な方法はありませんが、
次善策として考えるのは「株を買い増すこと」くらい。

幸い、いまは日本株がお買い得なので、
ゆっくり株を買い増し、インフレに備えた方が良さそうです。

「日本株バブルが起きる!」
というシナリオ以上に、

「物価が上がったせいで株を買わないと損!」
というシナリオになりそうで怖いですね…。

我が家でも少しずつ株を買い増して、
今後のインフレに備えて参ります…。

- 中原良太
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想