ジオスター、今期経常を22％上方修正

　ジオスター <5282> [東証２] が3月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12.2億円(前期は35億円)に22.0％上方修正し、減益率が71.5％減→65.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.5億円→2.7億円(前年同期は25.4億円)に5.2倍増額し、減益率が97.9％減→89.3％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績につきましては、売上高は出荷の時期ずれ等により、前回予想から11億円減収の279億円（対前回予想3 .8％減）となる見通しです。損益につきましては、プロジェクト構成等による売上総利益の改善に加え、徹底したコスト削減を行ったこと等により、営業利益及び経常利益は12億20百万円（対前回予想22.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は3億円（対前回予想50.0％増）となる見通しです。なお、個別業績につきましては、連結と同様の理由により、売上高271億円（対前回予想3.6％減）、営業利益及び経常利益13億60百万円（対前回予想29.5％増）、当期純利益4億20百万円（対前回予想82.6％増）となる見通しです。（注）上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。