ドルロングも一旦は修正か
世界各国の中銀が緩和スタンスを示しているほか、米国の2兆ドル規模の大型経済対策が実施されるとの期待からNYダウは2,112ドル高の11.3%という値幅で高騰しており、過去最高の上げ幅を記録しました。株のパニック的な暴落は収まりつつあり、VIX指数も60台と高水準ですが、低下傾向にはあり、為替もクロス円を中心に買い戻しの動きが見られています。
クロス円に関しては上昇傾向が見えてきましたが、ドル円に関しては111円台での戻り売りを考えています。新型コロナウイルスのパンデミックから世界的なリセッション懸念は避けられないものの、兎にも角にもドル買いといった異常な流れは一旦止まったように思います。実際に短期金融市場を見てもドル金利は徐々に冷静さを取り戻しつつあり、先週まで続いた過度な有事のドル買いへの修正は入りやすい状況です。
また、年度末要因もあり、レパトリエーションやリバランスもドル売りが出やすい環境と言えます。短期的ではありますが、下値のターゲットは3月9日安値の101.18円から3月24日高値の111.71円の23.6%押しとなる109.20円付近や、心理的な節目となる109.00円あたりでしょうか。
クロス円に関しては上昇傾向が見えてきましたが、ドル円に関しては111円台での戻り売りを考えています。新型コロナウイルスのパンデミックから世界的なリセッション懸念は避けられないものの、兎にも角にもドル買いといった異常な流れは一旦止まったように思います。実際に短期金融市場を見てもドル金利は徐々に冷静さを取り戻しつつあり、先週まで続いた過度な有事のドル買いへの修正は入りやすい状況です。
また、年度末要因もあり、レパトリエーションやリバランスもドル売りが出やすい環境と言えます。短期的ではありますが、下値のターゲットは3月9日安値の101.18円から3月24日高値の111.71円の23.6%押しとなる109.20円付近や、心理的な節目となる109.00円あたりでしょうか。