新興市場銘柄ダイジェスト:エコモットがストップ高、エディアはストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2020/03/13 19:07
<7090> リグア 1820 -
公開価格(1950円)を2.1%下回る1910円で初値を付けた。会社設立は04年10月1日。主な事業は接骨院の経営支援を行う接骨院ソリューション事業、保険代理店や金融商品仲介業を行う金融サービス事業。20年3月期の営業利益予想は前期比238.9%増の2.21億円。接骨院ソリューション事業で機材・消耗品や請求代行が伸び、増益に寄与する見通し。第3四半期累計の実績は1.26億円となっている。

<4563> アンジェス 589 +71
大幅に続伸。5日に公表済みの新型コロナウイルス向けワクチンの大阪大学との共同開発に関し、新たに細胞内へ薬剤を送達する新規投与デバイス技術でダイセル<4202>が参画することが決定したと発表している。投与の際、新規投与デバイス「アクトランザラボ」を使用することにより、より有効性の高いワクチンの開発が可能になるとしている。6カ月以内の出来る限り早い時期の臨床試験開始を目指す。

<7089> フォースタ 2000 -
公開価格(1770円)を8.0%下回る1628円で初値を付けた。会社設立は16年9月1日。主な事業はスタートアップ企業を対象とした人材支援サービス及びオープンイノベーションサービス等を中心とした成長産業支援事業。20年3月期の営業利益予想は前期比14.2%増の3.10億円。人材紹介サービスの受注が好調なほか、採用支援サービスも堅調に推移すると見込む。第3四半期累計の実績は2.46億円だった。

<3987> エコモット 785 +100
ストップ高。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、ウェアラブル装着が可能な赤外線サーモカメラで物理的接触を伴わずに発熱の疑いのある人物を検知可能なシステムを開発したと発表している。周囲に配慮しながら別室誘導するなど感染抑止のための措置がとりやすくなるため、検疫担当者の感染リスクを軽減しながら発熱が疑われる人物のオフィスビル・商業施設などへの侵入抑止に効果が見込めるという。

<3935> エディア 324 -80
急落しストップ安。これまで未公表だった20年2月期の営業損益予想を1.8億円の赤字(前期実績5.2億円の赤字)と発表している。収益性の低い不採算のゲームタイトルを終了して伸び率の高いコミック・電子書籍に経営資源を集中し、赤字幅を縮小させる。コスト削減も損益改善に寄与する見通し。ただ、株式相場が全面安となる中、赤字から脱却できないとの予想が重しとなり、ストップ安水準まで売り込まれている。

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配信元: フィスコ

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