菊水電子、今期経常を一転12%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/03/13 16:00
 菊水電子工業 <6912> [JQ] が3月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→6.2億円(前期は7億円)に12.7%下方修正し、一転して11.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→3.9億円(前年同期は5.1億円)に18.8%減額し、減益率が6.6%減→24.1%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループは、次世代自動車関連市場、環境・エネルギー関連市場及び冷凍空調市場を中心に顧客ニーズに合わせたシステム提案営業を積極的に展開してまいりました。これらの取り組みにより、売上高は、米中貿易摩擦の長期化等による世界経済減速の影響を受け、国内外において企業の設備投資が慎重となっていること、加えて直近の新型コロナウイルス感染拡大により一部部品や製品の調達、生産及び営業活動に支障をきたすなどの影響もありましたが、当初計画を若干上回る見込みとなりました。 損益面につきましては、売上高が若干当初計画を上回り、原価低減と経費節減にも努めてまいりましたが、人材の維持・確保に伴う人件費及び研究開発費の増加等により、営業利益、経常利益は前回予想を下回る見込みとなりました。一方、第3四半期に投資有価証券売却益38百万円を特別利益に計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は変更ありません。 以上の理由から、2019年5月14日に公表いたしました通期業績予想を修正するものであります。 なお、当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中国及び韓国への渡航禁止や不要不急の出張・外出の抑制、一部従業員の時差通勤を行うなどの取り組みを実施しております。 事業への影響につきましては、今後も注視し、重要な影響が生じた際には、内容を精査の上、適時開示が必要な場合は、速やかに公表してまいります。 ※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断  する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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