以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」、ツイッター:@yakumioomedeを運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年2月26日7時00分に執筆
いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。
前回の「日本駐車場開発<2353>を徹底企業分析(1)」では、業績面やキャッシュフローに焦点を当てて分析してきました。今回の記事では、割安度合いや配当、チャートに関して分析していこうと思います。
▽日本駐車場開発<2353>の自己資本とROE
自己資本 / 9,124
自己資本比率 / 37.0%
ROE / 31.0%
単位:百万円
※2019年7月期の実績
自己資本率は37%と、悪くない実績です。
▽日本駐車場開発<2353>の実質配当利回り
日本駐車場開発<2353>の配当を見てみましょう。
下記の通り今期も増配予定で、10期連続の増配を見込んでいます。
事業年度 / 株主配当
2016年7月 / 3.5円
2017年7月 / 3.75円
2018年7月 / 4円
2019年7月 / 4.25円
2020年7月/4.5円(予想)
2020年2月25日終値段階での予想配当利回りは3.21%となっており、高い部類の水準に入ると考えます。
日本駐車場開発<2353>の株主優待制度は、1,000株以上ご所有の株主に対して、毎年10月下旬に優待券を送付しています。
▽日本駐車場開発<2353>の株主優待制度
(1)時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券 5枚
(2)北海道キャンピングレンタカー「Do Camper」車両貸渡料金20%割引券 2枚
(3)日本スキー場開発が運営するスキー場のリフト利用割引券3枚(1枚で5名様ご利用可)
(4)スキー場近隣温泉施設の割引チケット 2枚(1枚で5名様までご利用可)
(5)「スパイシーレンタル」レンタル割引券 3枚(1枚で5名様ご利用可)
(6)那須ハイランド割引券2枚(各種割引適用、1枚で4名様ご利用可)
(7)オンライン家庭教師「ティー·シー·ケー·ワークショップ」受講料割引券 2枚
■日本駐車場開発<2353>は買いか?売りか?様子見か?
ここまで日本駐車場開発<2353>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。
▽日本駐車場開発<2353>の「様子見」と判断する理由
業界の事業環境:○
会社の強み、武器がある:○
主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
売上と利益率:○
キャッシュフロー:○
自己資本比率:○
ROE:○株主還元スタイルを取っていること:○
日本駐車場開発<2353>の分析をこれまでしてきましたが、私が個別株を見る際にポイントとして挙げるほとんどの項目で合格ラインとなっており、投資対象としては非常に有望な銘柄なのではないかと感じています。
様子見と判断するのはチャートの形に現れています。
日本駐車場開発<2353>のチャート(週足)を見ると、
・2016年2月8日の週の安値
・2018年12月25日の週の安値
を結んだラインを割り込んできており、今週の週足でこのラインを明確に割り込んでしまうと、さらに下押す可能性があるとみています。
次の下値目処は、2016年1月~6月にかけて強力な上値抵抗線として存在感を放った127円~130円のライン。
仮に、この水準が下値支持線として機能すると考えた場合、
・2018年1月15日の週の高値
・2019年7月1日の週の高値
を結んだラインが現在の上値抵抗線として機能し、巨大なフラッグ(三角持ち合い)を形成してくる可能性が考えられます。
どちらの方向にブレイクしてくるのかは現時点では分かりませんが、仮に、
・業績の拡大
・配当性向に変化なし
が継続すると仮定した場合、この127円~130円付近で仕込むのが1番リスクは少ないと私は判断しています。
値動きの激しい小型株なのなで、もちろん更に下に落ちる可能性も捨てきれません。どちらにせよ、可能な限りこの水準付近までは様子見が堅実かと考えています。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線
ツイッター:@yakumioomede
<SF>
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※2020年2月26日7時00分に執筆
いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。
前回の「日本駐車場開発<2353>を徹底企業分析(1)」では、業績面やキャッシュフローに焦点を当てて分析してきました。今回の記事では、割安度合いや配当、チャートに関して分析していこうと思います。
▽日本駐車場開発<2353>の自己資本とROE
自己資本 / 9,124
自己資本比率 / 37.0%
ROE / 31.0%
単位:百万円
※2019年7月期の実績
自己資本率は37%と、悪くない実績です。
▽日本駐車場開発<2353>の実質配当利回り
日本駐車場開発<2353>の配当を見てみましょう。
下記の通り今期も増配予定で、10期連続の増配を見込んでいます。
事業年度 / 株主配当
2016年7月 / 3.5円
2017年7月 / 3.75円
2018年7月 / 4円
2019年7月 / 4.25円
2020年7月/4.5円(予想)
2020年2月25日終値段階での予想配当利回りは3.21%となっており、高い部類の水準に入ると考えます。
日本駐車場開発<2353>の株主優待制度は、1,000株以上ご所有の株主に対して、毎年10月下旬に優待券を送付しています。
▽日本駐車場開発<2353>の株主優待制度
(1)時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券 5枚
(2)北海道キャンピングレンタカー「Do Camper」車両貸渡料金20%割引券 2枚
(3)日本スキー場開発が運営するスキー場のリフト利用割引券3枚(1枚で5名様ご利用可)
(4)スキー場近隣温泉施設の割引チケット 2枚(1枚で5名様までご利用可)
(5)「スパイシーレンタル」レンタル割引券 3枚(1枚で5名様ご利用可)
(6)那須ハイランド割引券2枚(各種割引適用、1枚で4名様ご利用可)
(7)オンライン家庭教師「ティー·シー·ケー·ワークショップ」受講料割引券 2枚
■日本駐車場開発<2353>は買いか?売りか?様子見か?
ここまで日本駐車場開発<2353>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。
▽日本駐車場開発<2353>の「様子見」と判断する理由
業界の事業環境:○
会社の強み、武器がある:○
主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
売上と利益率:○
キャッシュフロー:○
自己資本比率:○
ROE:○株主還元スタイルを取っていること:○
日本駐車場開発<2353>の分析をこれまでしてきましたが、私が個別株を見る際にポイントとして挙げるほとんどの項目で合格ラインとなっており、投資対象としては非常に有望な銘柄なのではないかと感じています。
様子見と判断するのはチャートの形に現れています。
日本駐車場開発<2353>のチャート(週足)を見ると、
・2016年2月8日の週の安値
・2018年12月25日の週の安値
を結んだラインを割り込んできており、今週の週足でこのラインを明確に割り込んでしまうと、さらに下押す可能性があるとみています。
次の下値目処は、2016年1月~6月にかけて強力な上値抵抗線として存在感を放った127円~130円のライン。
仮に、この水準が下値支持線として機能すると考えた場合、
・2018年1月15日の週の高値
・2019年7月1日の週の高値
を結んだラインが現在の上値抵抗線として機能し、巨大なフラッグ(三角持ち合い)を形成してくる可能性が考えられます。
どちらの方向にブレイクしてくるのかは現時点では分かりませんが、仮に、
・業績の拡大
・配当性向に変化なし
が継続すると仮定した場合、この127円~130円付近で仕込むのが1番リスクは少ないと私は判断しています。
値動きの激しい小型株なのなで、もちろん更に下に落ちる可能性も捨てきれません。どちらにせよ、可能な限りこの水準付近までは様子見が堅実かと考えています。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
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