東京株式(寄り付き)=売り先行、新型コロナウイルス警戒モード続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/27 09:04
東京株式(寄り付き)=売り先行、新型コロナウイルス警戒モード続く  27日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比170円安の2万2255円と続落。

 新型コロナウイルスによる肺炎の世界的な感染拡大が引き続き嫌気される状況にある。前日の米国株市場ではNYダウが一時大幅高に切り返したものの、ブラジルで新型コロナウイルスへの感染者が初めて確認され、これを嫌気する形で値を消し、結局100ドル超の下落となった。外国為替市場では1ドル=110円40銭近辺で落ち着いた動きをみせているものの、きょうもアジア株市場を横にらみに不安定な展開を強いられそうだ。ただ、日経平均は目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いも入りやすい水準で売り一巡後は下げ渋る可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、精密機器を除きほぼ全面安、値下がりで特に目立つのは鉱業、非鉄、海運、ガラス土石など。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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