住友重が昨年来安値を更新、BNCT治療システムが医療機器・体外診断薬部会で承認了承も材料出尽くし◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/20 13:40
 住友重機械工業<6302.T>は昨年来安値を更新している。19日の取引終了後、加速器を用いたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)治療システム「NeuCure(ニューキュア)」及びBNCT線量計算プログラム「NeuCure ドーズエンジン」が、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会で製造販売承認が了承されたと発表。これを受けて朝高でスタートしたものの、その後は材料出尽くし感から売られている。

 同社のBNCT治療システムは、ステラ ケミファ<4109.T>子会社ステラファーマと共同で頭頸部がんを対象とする第2相臨床試験を実施し、この結果を受けて承認申請していたもの。今後、正式に承認を得られれば世界初の加速器を用いたBNCT用医療機器となる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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