5Gインフラ関連のオンリーワン
【5Gの普及がメリット】
携帯電話の通信インフラのシェアリングサービスを手掛ける。従来は通信キャリア各社が独自に設置していた携帯基地局を共用化するサービスで、キャリアの設置・運用コストの引き下げや設置場所の確保対策、景観対策を実現するもの。通信キャリアは独自設置に比べコストを30~50%削減できるとされる。
通信キャリアが共用する設備は同社が独自開発。14年のソフトバンクを皮切りに、15年にKDDI、16年はNTTドコモ、19年には楽天モバイルが認証を取得し、現在、国内4大キャリアのすべてに共用化サービスを提供できる唯一の事業者となっている。
競合企業はない。スイッチングコスト(契約先切り替えコスト)が高いため一度契約すると長期安定取引となり、先行優位性が高いビジネスモデル。
現在は高層ビルや大規模商業施設、病院、ホテルなど大型建物(延べ床面積1万平米超)の屋内用基地局を共用化するサービスを国内と東南アジア3カ国で展開している。
来期からは、鉄塔やポールなどの屋外通信インフラを共用化する屋外タワーシェアリング事業を開始する予定。具体的には同社が鉄塔等を新設して共用化する手法と、キャリアが持つ既存インフラを同社が取得し共用化する手法で展開する。
投資負担増大、設置場所不足、景観悪化懸念など5Gインフラ整備における諸問題の有効解になり得、急速な立ち上がりが期待される。会社側は屋外タワーシェアリング事業について、今後5年程度で屋内基地局の共用化サービスと同程度の売り上げの達成を目指す考え。
チャート形状も下値を切り上げてきており、5日移動平均線に支えられての推移。
携帯電話の通信インフラのシェアリングサービスを手掛ける。従来は通信キャリア各社が独自に設置していた携帯基地局を共用化するサービスで、キャリアの設置・運用コストの引き下げや設置場所の確保対策、景観対策を実現するもの。通信キャリアは独自設置に比べコストを30~50%削減できるとされる。
通信キャリアが共用する設備は同社が独自開発。14年のソフトバンクを皮切りに、15年にKDDI、16年はNTTドコモ、19年には楽天モバイルが認証を取得し、現在、国内4大キャリアのすべてに共用化サービスを提供できる唯一の事業者となっている。
競合企業はない。スイッチングコスト(契約先切り替えコスト)が高いため一度契約すると長期安定取引となり、先行優位性が高いビジネスモデル。
現在は高層ビルや大規模商業施設、病院、ホテルなど大型建物(延べ床面積1万平米超)の屋内用基地局を共用化するサービスを国内と東南アジア3カ国で展開している。
来期からは、鉄塔やポールなどの屋外通信インフラを共用化する屋外タワーシェアリング事業を開始する予定。具体的には同社が鉄塔等を新設して共用化する手法と、キャリアが持つ既存インフラを同社が取得し共用化する手法で展開する。
投資負担増大、設置場所不足、景観悪化懸念など5Gインフラ整備における諸問題の有効解になり得、急速な立ち上がりが期待される。会社側は屋外タワーシェアリング事業について、今後5年程度で屋内基地局の共用化サービスと同程度の売り上げの達成を目指す考え。
チャート形状も下値を切り上げてきており、5日移動平均線に支えられての推移。