ガイアックス、非開示だった前期最終は赤字転落へ

配信元:株探
投稿:2020/02/12 16:00
 ガイアックス <3775> [名証C] が2月12日大引け後(16:00)に非開示だった業績見通しを発表。19年12月期の業績予想は連結最終損益が2.9億円の赤字(前期は3.6億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 3.差異の理由(1) 連結業績当連結会計年度の売上高においては、インキュベーション事業で保有している有価証券の一部を売却したものの少額であったこともあり、前年実績を下回る結果となりました。利益面は、下記4に記載のとおり有価証券評価損を売上原価に計上しており、また販売管理費においては、人件費の増加及びサーバーの増強に伴う通信費の増加などがあり、利益を圧迫いたしました。これらの理由により前期実績との差異が生じる見込みであります。(2) 個別業績当事業年度の売上高においては、スポットの新規サイト構築案件などがあり貢献いたしましたが、インキュベーション事業における株式の売却が少額であったこともあり、前年実績を下回る結果となりました。  利益面は、販売管理費において、シェアオフィス事業の設備拡充のためサーバーの増強を図り、通信費が大幅に増加いたしました。また下記4に記載のとおり、貸倒引当金繰入の計上も行ったため、販売管理費が膨らみ営業損失となりました。しかしながら海外子会社からの6億円の配当収入があり、経常損益及び当期純損益は利益となりました。これらの理由により前期実績との差異が生じる見込みであります。4.有価証券評価損及び貸倒引当金繰入の計上についてインキュベーション事業で保有している有価証券のうち実質価額が下落し、回復する可能性が低いと想定されるものについて保守的に評価し、連結及び個別決算において12銘柄に係る85百万円の有価証券評価損を売上原価に計上しております。また、個別決算において、債務超過となっている連結子会社4社に対する貸付債権に対して、貸倒引当金繰入額108百万円を販売管理費に計上しております。
配信元: 株探

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