三菱マ、今期最終を一転赤字に下方修正

　三菱マテリアル <5711> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比21.6％減の100億円に減った。
　併せて、通期の同損益を従来予想の100億円の黒字→570億円の赤字(前期は12.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の54.8億円の黒字→615億円の赤字(前年同期は135億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は55.4億円の黒字(前年同期は20.1億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.6％→1.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース