東京綱、今期経常を一転56%減益に下方修正、配当も無配転落

配信元:株探
投稿:2020/02/07 15:15
 東京製綱 <5981> が2月7日大引け後(15:15)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の20億円→4億円(前期は9億円)に80.0%下方修正し、一転して55.9%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.8億円→3.8億円(前年同期は9.2億円)に80.4%減額し、一転して57.8%減益計算になる。

 業績悪化に伴い、従来40円を計画していた期末一括配当を見送り、5期ぶりに無配転落(前期は40円)とする方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は3.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.2%→-0.6%に悪化した。

株探ニュース
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