決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … セプテニＨＤ、千代建、ジーンテクノ (2月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　カーメイト <7297>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の13.3億円に急拡大し、通期計画の10.4億円に対する進捗率が127.6％とすでに上回ったが、5年平均の155.4％を下回った。

★No.5　北越メ <5446>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の7.3億円→12億円(前期は2.7億円)に64.4％上方修正し、増益率が2.7倍→4.4倍に拡大する見通しとなった。

★No.6　セプテニＨＤ <4293>
　20年9月期第1四半期(10-12月)の連結税引き前利益は前年同期比49.3％増の6億円に拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3424> ミヤコ 　　　　ＪＱ 　 +17.74 　　2/ 4　　　3Q　　　　6.61
<6889> オーデリック 　ＪＱ 　 +15.20 　　2/ 4　　　3Q　　　　1.86
<7297> カーメイト 　　ＪＱ 　 +15.09 　　2/ 4　　　3Q　　　157.50
<2489> アドウェイズ 　東Ｍ 　 +10.69 　　2/ 4　　　3Q　　　-79.08
<5446> 北越メ 　　　　東２　　 +9.18 　　2/ 4　　　3Q　　　526.38

<4293> セプテニＨＤ 　ＪＱ　　 +8.51 　　2/ 4　　　1Q　　　 49.26
<3895> ハビックス 　　ＪＱ　　 +6.32 　　2/ 4　　　3Q　　　 33.28
<4584> ジーンテクノ 　東Ｍ　　 +4.94 　　2/ 4　　　3Q　　　　赤拡
<2773> ミュチュアル 　ＪＱ　　 +4.54 　　2/ 4　　　3Q　　　 36.63
<5217> テクノクオツ 　ＪＱ　　 +4.39 　　2/ 4　　　3Q　　　-17.99

<6366> 千代建 　　　　東２　　 +3.86 　　2/ 4　　　3Q　　　　黒転
<8929> 青山財産 　　　東２　　 +3.67 　　2/ 4　本決算　　　 13.11
<9849> 共同紙 　　　　ＪＱ　　 +3.00 　　2/ 4　　　3Q　　　117.24
<7521> ムサシ 　　　　ＪＱ　　 +2.81 　　2/ 4　　　3Q　　 4692.00
<9888> ＵＥＸ 　　　　ＪＱ　　 +1.95 　　2/ 4　　　3Q　　　-29.40

<3768> リスモン 　　　東２　　 +1.80 　　2/ 4　　　3Q　　　 18.80
<2816> ダイショー 　　東２　　 +1.08 　　2/ 4　　　3Q　　　 -0.97
<7177> ＧＭＯ－ＦＨ 　ＪＱ　　 +1.06 　　2/ 4　本決算　　　　　－
<7268> タツミ 　　　　ＪＱ　　 +0.77 　　2/ 4　　　3Q　　　　赤転
<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 +0.43 　　2/ 4　本決算　　　 -8.69

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース