クロップスは一時15%高、20年3月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/05 09:42
 クロップス<9428.T>は続急伸して一時、前日比118円(15.1%)高の900円に買われ、昨年来高値を更新している。4日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を411億円から421億2300万円(前期比2.7%増)へ、営業利益を13億5000万円から17億8000万円(同35.3%増)へ、純利益を5億1800万円から5億2700万円(同9.0%減)へ上方修正し、あわせて12円を予定していた期末配当を5円増額して17円に引き上げたことが好感されている。

 19年10月の端末購入補助時の規制強化による端末価格の上昇や、消費税の引き上げによる影響が、想定していたほど販売の大幅な落ち込みにつながらなかったことに加えて、生産性向上のための業務見直しによるコスト削減が業績を押し上げた。また、卸事業で19年6月に孫会社化した七つの海が加わったことも寄与した。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高318億9000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益14億7300万円(同50.9%増)、純利益5億5900万円(同22.5%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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