サンユウ、今期経常を35％下方修正、配当も4円減額

　サンユウ <5697> [東証２] が2月4日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12.4％減の3億5400万円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6億5000万円→4億2000万円(前期は6億9900万円)に35.4％下方修正し、減益率が7.0％減→39.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億3200万円→1億0200万円(前年同期は4億2000万円)に69.3％減額し、減益率が21.0％減→75.7％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→11円(前期は15円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比71.2％減の3600万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.8％→0.5％に悪化した。

株探ニュース